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【保存版】洗車の頻度とタイミングの正解とは?ボディカラー×駐車場所で決まる

hoshi2000

古い車こそ、適切な洗車の頻度とタイミングを知っておくことが、美しさを保つカギです。

ボディが傷みやすい古い車は、放っておくと劣化が進みやすくなります。
定期的な洗車を!とは言ってもどのくらいの頻度で洗えばいいかわからない…実は「ボディカラー」と「駐車環境」によって最適な洗車タイミングは異なるんです。

例えば、黒い車は白い汚れ(ホコリや水アカ)が目立ちやすく、屋外駐車なら週1ペースの洗車がおすすめ。一方、白い車で屋内保管なら月1でも十分キレイを保てます。
古い車の美しさをキープするには、ボディカラー×駐車場所別の洗車頻度を理解することが第一歩。


自分の古い車をキレイにしたいがあまり洗車を仕事にしてしまった筆者がプロの現場で得た一次情報を基にあなたの車に最適な洗車頻度を徹底的に解説します!

こんな人におすすめ
  • どのくらいの頻度で洗車すればいいかわからない
  • 洗車するべきタイミングがわからない
この記事を読むと
  • 自分の車の洗車の最適な頻度がわかる
  • 綺麗を維持するためにすぐに車を洗ったほうがいいタイミングがわかる

濃色車と淡色車

車のボディカラーは大きく分けて「濃色車・淡色車」の2つに分けることができます。濃色車か淡色車かによって洗車の頻度が変わってくるので、ご自身の車がどちらに当てはまるかを踏まえて読み進めてみてください。
それぞれの車の代表的な色と特徴をまとめました。

濃色車

定義: 黒に近い濃い色、または発色が強い色の車。
特徴:

  • 汚れ(特にホコリ・水アカ・鳥フン)が目立ちやすい
  • 洗車キズが見えやすく、丁寧なケアが必要
  • 光沢感が美しいが、メンテナンス次第で見栄えが大きく変わる

代表色:ブラック、ダークブルー、ダークグリーン、ダークグレー、ボルドー、ネイビー、パープルなど

淡色車

定義: 白に近い薄い色、または明度が高い色の車。
特徴:

  • 汚れが比較的目立ちにくい(ただし黄ばみや黒ずみには注意)
  • 洗車キズも目立ちにくい
  • 長期間放置しても見た目があまり悪くなりにくいが、油断すると劣化する

代表色:ホワイト、アイボリー、ライトシルバー、ライトグレー、ベージュ、パステルカラーなど

濃色車はなぜメンテナンスが難しいのか?

濃色車は汚れが目立ちやすく、洗車傷が見えやすいことに加えて日光による表面温度の上昇が早いため、洗車の際に水シミが出来やすいです。(色による温度上昇を検証している記事があったので引用します)

「白、黄色がいちばん低く、少し高いのがグレー、赤でした。紫、青が次に高くなり、緑、深緑、黒がいちばん高温のグループを形成しました

Screenshot

⚠️濃色車は表面温度が上がりやすく、水や洗剤が乾きやすいので洗車の際は注意しましょう!
水分が乾いてシミになる前に拭き取るのに洗車用タオルがおすすめです。
拭き上げ時間が超短縮→水シミリスクを低く出来ます

最適な洗車頻度と洗うべきタイミング【ボディカラー×駐車環境別】

自分の車が濃色車か淡色車かわかったところで、最適な洗車頻度がわからない…という方に最適な洗車頻度を一覧にした表を作成しました。
以下で順番に解説していきます。

保管場所\ボディカラー濃色車淡色車
青空駐車1週間に1回1〜2週間に1回
屋根付き屋外駐車
(カーポートなど)
1〜2週間に1回2週間に1回
屋内駐車
(ガレージ保管)
2週間に1回2〜3週間に1回

🔲 青空駐車:一番過酷な環境

直射日光、雨、ホコリ、鳥のフンなど、外敵だらけの屋外駐車。特に紫外線や雨が乾いた後の水滴が塗装にダメージを与えるため、洗車頻度は高めが基本です。

  • 濃色車:週1回が理想
     → 汚れ・水アカが非常に目立ちます。直射日光で塗装の表面温度が上がりやすく、水シミ・汚れの固着リスクが高く、頻繁なケアが必須です。
  • 淡色車:1〜2週間に1回
     → ゴムモールの下などに汚れた水が伝った黒い線汚れが目立ちやすく、ある程度の頻度で洗車が必要です。常に紫外線に晒されているので汚れが固着しないようこまめに洗車をしましょう。

🏠 屋根付き屋外駐車:やや軽減されるが注意

日差しはある程度防げても、風で運ばれるホコリや花粉、雨の跳ね返りなどでボディは汚れます。

  • 濃色車:1〜2週間に1回
     → 直射日光を防げるので青空駐車よりはマシですが、埃や汚れが目立つのでこまめな洗車が必要です。
  • 淡色車:2週間に1回
     → 雨ジミや黒ずみが出やすいため、月2回程度の洗車がおすすめです。

🚗 ガレージ保管:理想的な環境だが油断禁物

紫外線・雨・風が当たらない屋内環境では、汚れは付きにくいですが、頻繁に走り回るとホコリや手アカ、ピッチ・タールといった汚れは付くためこびりつく前に最低限の洗車は必要です。

「ガレージ保管でも日中は職場の駐車場で青空駐車」という方は油断禁物!青空駐車と同じ洗車頻度でこまめに汚れを落としましょう。

  • 濃色車:2週間に1回
     → 水シミになるリスクは低いですが、屋内保管とはいえ汚れを放置するのは厳禁。固着した汚れを取ろうとして洗車キズだらけにしてしまう前に定期的な洗車を行い、汚れの固着を防ぎましょう。
  • 淡色車:2〜3週間に1回
     → 外を走って付着した汚れは固着する前に落としたいので、汚れが目立ってきた、埃が積もってきたタイミングで洗車をすればOKです。月2回は洗車したほうが安心です。

【緊急】すぐに洗ったほうがいいタイミングとその理由

車の綺麗を守るためにすぐにでも洗車したほうがいいタイミングがいくつかあります以下のような場合はすぐに洗車しましょう。

状況洗車の目的(理由)
雨の後水ジミ防止
黄砂・花粉が積もった後キズ防止・塗装の腐食防止
海沿いを走った後塩害防止(サビ・腐食の予防)
鳥のフンがボディについた後塗装ちぢれ防止(強い酸で塗装が傷むため)
高速道路を走って虫の死骸がついた後固着防止・塗装の腐食防止
  • なるべく早めの洗車が効果的です。時間が経つほど、汚れが固着して落としにくくなります。
  • 特に鳥糞や虫の死骸は「放置NG」。早めに水で流すだけでも違います。

鳥糞・虫の死骸がついてしまって洗車する時間が無い!という時は水を染み込ませたマイクロファイバークロスで鳥糞や虫の死骸を優しく拭き取りましょう。(車の中にキレイなマイクロファイバークロスと水が入ったボトルを常備しておくと便利です)「乾いたタオルでゴシゴシ」は傷が入るので絶対NGです!

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まとめ

古い車を長くキレイに乗るためには、「洗車の頻度とタイミング」がカギになります。汚れが固着してしまうと塗装が劣化して手遅れになってしまうことも(鳥糞・虫の死骸など)。ボディカラーや駐車環境によって適した頻度は変わるので、自分の車に合わせた洗車計画を立てましょう。さらに、ご紹介した洗車アイテムをうまく使えば、手間を減らしてピカピカに保つことも可能です。

「古い車だけど、いつまでも大切にしたい」
そんなあなたにこそ、この記事が役立てば嬉しいです!
具体的な洗車の方法や必要な道具については以下の記事で詳しく解説しているので合わせて読んでみて下さい。

以上、「【保存版】洗車の頻度とタイミングの正解とは?ボディカラー×駐車場所で決まる」という記事でした!

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コーティング・フィルム施工専門店で修行中
自動車メーカー事務職→コーティング・フィルム施工専門店で修行中
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