【初心者必見!】タイヤ交換の方法をいちばん丁寧にわかりやすく解説!
こんにちは!ほしおです。
気候が変わってそろそろタイヤ交換するか〜ってとき、混雑していて作業の予約が取れなかったりしますよね…
自分でタイヤ交換ができるようになると都合のいいタイミングで交換できたり、
もしものパンク時にも自分で作業をして解決することができます。
作業の手順を知っておくだけでも安心できるかと思うので、
実際に作業した写真をもとに具体的な手順や注意すべきポイントを画像付きでわかりやすく解説します!
タイヤ交換に必要な道具:できれば揃えたい道具
車の整備はケガや事故につながる危険もあるので、安全の確保が大切です。
車載工具でも作業はできますが、道具を揃えた方が難易度が下がり、作業性が高まります。
私の経験上、初心者こそ道具に頼るべきだと思っています。
全てを一度に揃えることは大変かと思うので、今回は優先度をつけて紹介します。
揃えたい道具については別の記事に詳しくまとめたのでよければそちらもご覧下さい。
- ★★★ トルクレンチ&ソケット
- 均等な力でナットを絞めることができる、タイヤ交換するならまず買うべき
- ★★★ 車輪止め
- 車輪を浮かせているときに車輪を止めて事故を防止
- ★★ 十字レンチ
- 車載工具よりも力を入れやすく、回しやすく作業性がUP
- ★★ ガレージジャッキ
- 高価だが、左右の車輪を一気に上げることができるので作業性UP
- ★ ジャッキスタンド
- 車と地面に身体が挟まれないように使用(外したホイールで代用可)
トルクレンチ&ソケット
ホイールナットを絞める時に使います。これがあれば初心者でも適正にナットを絞めることができ、トラブルを減らせます。
私はアストロプロダクツさんのものを使用しています。
車輪止め
タイヤを交換するときは車輪を浮かせて不安定な状態にさせるので、車が動いて事故が起こらないよう、使います。
私は昔会社の人にもらったものを愛用していますが、
安いもので十分だと思います。コンクリートブロックなどでも代用できます。
調べたらアストロプロダクツさんの物が安かったです。
十字レンチ
車載工具よりも力が入りやすく、回しやすいのでおすすめです。締めたり緩めたりの作業が車載工具の1.5倍くらい楽になります。
安い物でもいいと思いますが、形的にかさばるので、こちらの商品がスリムに収納できていいなと思いました。
ガレージジャッキ
ジャッキは車輪を交換するときに車体を持ち上げる道具です。車体を持ち上げているときにジャッキが壊れて自分の体が車に挟まれると、最悪の場合死にます。
ちゃんとしたものを選びましょう。
また車載工具と違って両輪を一気に上げられる等、安定性や作業性がかなり変わってきます。今後の人生で2回以上車体を持ち上げる予定があるなら購入しても良いと思います。
私はマサダ製作所さんのガレージジャッキ1.5tを愛用しています。軽くて持ち運びしやすいです
※車重1.5t~2tの車をお持ちの方はこちら
ジャッキスタンド
車体を持ち上げている最中に自分の体が車に挟まれないように使用します。
外したホイールで代用可能なのですが、もし車体が落ちてきたらホイールが傷ついてしまうので、必須ではないがあると便利です。
長時間車体を浮かせる必要がある場合は必須です。
※将来的にタイヤを外した車いじりをしたいという方は購入することをお勧めします。
タイヤ交換の具体的な手順
道具が揃ったところで、タイヤ交換の具体的な手順について順に解説していきます!
1. 車体を上げる準備をする
まずは作業に移る前に下準備をします。
- 車を平らな場所に駐め、エンジンを切る
- サイドブレーキを効かせる
- 持ち上げる車輪と反対側の車輪に輪止めする
2. ジャッキを使って車を上げる
2-1 車両のジャッキアップポイントを探して、少しずつ上げる
2-2 タイヤが浮く前にホイールナットを緩める
2-3 タイヤが浮いてジャッキスタンドが入る位まで車体を上げる
2-4 ジャッキスタンドを置いて車体をジャッキスタンドに乗せる
3. タイヤを外す
緩めたホイールナットを完全に外してタイヤを取り外す
4. 交換したいタイヤを車に付ける
ボルトにホイールの穴を合わせてタイヤを取り付ける
5. タイヤが外れないようホイールナットを仮締めする
6. ジャッキを下げて車を地面に着地させる
ジャッキで車を持ち上げてジャッキスタンドを取り外す
7. トルクレンチを使ってホイールナットを本締めする
ホイールナットが4個の場合
ホイールナットが5個の場合
”車種やメーカーによってそれぞれ指定された適正トルクがありますが、一般的には普通車の場合は10〜12kg(約100〜120N•m)、軽自動車の場合は8~10kg(約80~100N•m)とされていることがほとんどです。”
”締め付けトルクは基本的に、それぞれの車の説明書に記載されています。説明書がない場合は、愛車のメーカーのディーラーに直接問い合わせるとすぐに教えてもらうことができます。”
8. 同様の作業を反対側の車輪でも行う
- 車体を上げる準備をする
- ジャッキを使って車を持ち上げる
- タイヤを外す
- 交換したいタイヤを車に取り付ける
- タイヤが外れないようホイールナットを仮締めする
- ジャッキを下げて車を地面に着地させる
- トルクレンチを使ってナットを本締めする
まとめ
お疲れ様でした!
長くなってしまいましたが、整備の基本なので、慣れればすぐにできるようになると思います。
タイヤ交換を年2回,工賃が5,500円/1回とすると、年間で約11,000円の節約となります。
ぜひ自分でできる様になって工賃や時間の節約に活かしてみてください。
以上、【初心者必見!】ジャッキを使ったタイヤ交換の方法を画像付きでわかりやすく解説!という記事でした。ありがとうございました!