【車の選び方】好み最優先の車選び6STEP
こんにちは!ほしおです。
以前コスパを最優先したドライな車の選び方をご紹介しましたが、今回は好みを再優先して車を選ぶ方法をご紹介します。
色々な車を比較検討することになるので、中級者向けの内容となります。
- せっかく車を買うならお気に入りの車を選びたい
- じっくり検討してぴったりの一台を見つけたい
コツはこの3つです。6つのSTEPに分けて順番に解説していきます。
- 自分の車の好みを把握する方法がわかる
- 数ある車から自分にぴったりの一台を選ぶことができる
- 車選びをSTEPごとに論理的に進められる
好み最優先の車選び6STEP
- 惹かれる車の特徴を思い出す
- 惹かれる車の特徴を抽象化→自分の「好み」を把握する
- 好みからボディタイプを選ぶ→「人数や使用目的」を満たせるか検討
- 「予算」を検討
- 「好み」×「人数・目的」×「予算」がマッチした車が最適
- 実際に見て乗って決める
❶ 惹かれる車の特徴を思い出す
街中を走っていると前を走る車、ディーラーの展示車など色々な車が目に入ってきます。
その中で「乗ってみたいな、欲しいな」と気になった車の特徴を思い出してみて下さい。
思い出せなければ街中で車を見た時に何となく「いいな」と思った車の具体的な特徴を気に留めておいて下さい。
メモしたり書き出したりして整理してみるとあなたの車の好みをはっきりと把握できます。
❷ 惹かれる車の特徴を抽象化→自分の好みを把握する
上の画像の例をAさんとして分析するとAさんの惹かれる車には下のような特徴があります。
- オープンカー
→車高が低い、ドアが2枚、運動性能が高い、運転を楽しむための車
- クーペ
→車高が低い、ドアが2枚、運動性能が高い、運転を楽しむための車
- ローライダー
→車高が低い、長い、パワーがある
- ドリフト車
→車高が低い、横滑りしてダイナミックな動作をしている、パワーがある
この具体的な特徴をつまりどういうこと?という風に「抽象的に」してみて下さい。
- 車高が低い、ドアが2枚、長い
→ワイド&ローなデザインの車がいい
- 運動性能が高い、運転を楽しむための車、横滑りしてダイナミックな動作
→運転の楽しい車がいい
- パワーがある
→非力な車よりパワーのある車
すると抽象的な自分が好きな車の特徴=「好み」が出てきました。
この特徴を満たす車を探せば、高級車やスポーツカーでなくても、満足のいく車選びができます。
スポーツカー以外の例を挙げて説明します。
上の画像の例をBさんとして分析するとBさんの惹かれる車には下のような特徴があります。
- リモコン付スライドドアの車
→スライドドアが付いている、荷物がたくさん乗る
- ミニバン
→車高が高い、車が大きい、車内が広い
- SUV
→車高が高い、車内が広い、走破性が良い
- ピックアップトラック
→車高が高い、荷室がある、車が大きい
この具体的な特徴をつまりどういうこと?と「抽象的に」してみると、
- 車高が高い、車が大きい
→大きくて迫力がある車
- 荷物が沢山乗る、車内が広い、荷室がある
→車内空間が大きい車
- スライドドアが付いている、走破性が良い
→便利な装備があって、使い勝手が良い車
という好みがあることがわかります。
❸ 好みからボディタイプを選ぶ→人数・使用目的を満たせるか検討
まず「好きな車の特徴」を満たすボディタイプを選び、その後にそのボディタイプが人数とメインの使用目的を満たせるかを検討します。
好みのボディタイプが選べなくても諦めないで!
自分の好きな車の特徴を満たすボディタイプを選べない場合も諦めないでください。
例えばAさんのような人が最も満足できるボデイタイプはスポーツ(クーペ・オープンなど)となりますが、クーペやオープンカーは4人の乗車が難しいことが多いです。
- ワイド&ローなデザイン
- 運転が楽しい
- パワーがある
→スポーツタイプが理想(クーペ・2ドア)だが4人乗れないことが多い
そんな場合はそのほかのボディタイプでより好みの条件を満たすものを選びましょう。
例えば4人乗りのできるコンパクトカーベースのスポーツタイプだと現行車(23年4月時点)でも以下のような車種があります。どれもかなり魅力的な車種で運転する楽しさや十分なパワーを持った車です。
- トヨタ GRカローラ
- HONDA CIVIC TypeR
制限の中でも自分の好みを満たす車やグレードを見つけてみて下さい。
❹ 予算を検討する
前のSTEPでボディタイプが絞れたと思うので、このSTEPでは具体的な予算を検討していきます。
目安は世帯収入(手取り)の半分
車には維持費がかかります。
車両価格のローン以外にも月2,3万円以上はかかるので、注意して予算を検討して下さい。
維持費についてはこちらの記事で紹介しているのでよければご覧ください。
車の買い方の種類とそれぞれの特徴
やはり予算を最重要視したい、車なんて動けば良いという方はこちらでコスパ最優先の選び方をご紹介しています。よければご覧ください。
❺ 好み×人数・目的×予算がマッチした車が最適
今までのSTEPの中で「好み」「人数・目的」「予算」を検討してきました。
掛け合わせをして3つが重なった車種=あなたに最も適した車種です。
この掛け合わせをするときにどれも魅力的で車種を絞りきれない、という方もいると思います。
ポイントは好みの条件の中でも優先順位をつけることです。
最も優先順位の高い「好み」の条件はあなたが車に対して最重要視するポイントです。
そのポイントを満たす車、特化した車選びをすればきっと満足のいく車選びができると思います。
❻ 実際に車を見て乗って決める
候補の車が複数ある場合は実際に車を見て、試乗をして決めましょう。
最後は見て、乗ってなんとなくこれが一番いいなと思う車を選べばOKです。
最後の決断は考えるんじゃない、感じるんです。Don’t think feel!
ここまで色々と検討をしてきているので、候補に上がったどの車を選んでもきっと満足できると思います。
検討が不十分でも、たまたま販売店に行って一目惚れして買った車をずっと気に入って乗っているという人も実際にはかなり多いので、素直に惹かれる車を選んでしまっても問題ないと思います。
まとめ
今回は少し小難しい内容になってしましまいました。
たかが車選びにここまでするか?と思う人もいるかもしれませんが、ほんの一部でも参考にしてもらえると嬉しいです。
後悔しない車選びをするためには自分の車の好みを把握することがとても大切です。
各車の特性をしっかり調べて満足のいく車選びをしましょう!
以上好み最優先の車選び6STEPでした!