【保存版】ディスプレイオーディオ徹底解説!できること・できないこと、メリット・デメリットを分かりやすくまとめました
こんにちは!ほしおです。
中古車を買ったけどナビが古くて使いづらい、そもそも付いていない、高性能なナビを使っているけど更新にお金がかかる…そんなお悩みはありませんか?
この記事ではそんな悩みを解決してくれる
ディスプレイオーディオでできること・できないこと、メリット・デメリットを紹介します!
- ディスプレイオーディオって何?という人
- カーナビとの違いを知りたい
- 何が出来るのかよくわからない
- メリットやデメリットを知りたい
- ディスプレイオーディオで出来ること・出来ないことがわかる
- メリット・デメリットがわかる
- ディスプレイオーディオが向いている人・向いていない人の特徴がわかる
それでは順番に解説していきます!
ディスプレイオーディオとは?
手持ちのスマートフォンを車に繋ぐことで、車内の大きなディスプレイでスマホの地図アプリや音楽を使うことができるオーディオユニットです。
スマホ連携ナビ、スマホランチャーとも呼ばれたりします。
iPhoneであれば”Apple CarPlay”、Androidであれば”Android Auto”で車に最適化されたスマホアプリを使うことができます。
⭕️ ディスプレイオーディオでできること
AM/FMラジオを聴く
車のラジオアンテナと繋げばスマホ無しでもラジオを聴くことができます。ラジオアンテナを繋がなくてもRajikoのアプリからラジオを聴くこともできます。
Bluetooth機器の音楽再生
Bluetooth対応機種であれば無線通信でスマホの音楽を再生することができます。
スマホの地図アプリが使える
GoogleマップやYahoo!カーナビなど最新の情報が更新されたスマホの地図アプリが使えます。
ただしスマホを接続しないと使えません。
スマホの音楽アプリで音楽が聴ける
Apple Music・Amazon MusicやSpotifyなど、スマホで使える音楽アプリを車内で使うことができます。
ディスプレイオーディオに繋ぐと車内のスピーカーから音楽を流せるので運転席や助手席だけでなく、後席に座る人も音楽を楽しむことができます。
素人感想ですがBluetooth接続で音楽を聴くときよりも音が良いです。
オーディオブックが使える
オーディオブックとはナレーターが本を音読してくれた音声を聴くことができる「聴く本」ですが、これも音楽と同様にディスプレイオーディオで聴くことができます。
自分のスマホにオーディオブックのアプリが入っていれば車内で「本を聴く」ことができます。
カレンダーで予定を確認できる
iOS純正のカレンダーアプリに予定を入れておけば車内でスケジュールを確認することができます。
ハンズフリー通話ができる
通話アプリやLINEなどのメッセージアプリでハンズフリー通話をすることができます。
zoomを使って音声で会議をすることができます。(ビデオ画面の機能は使えません)
音声アシスタントで操作ができる
Siriなどの音声アシスタントを使えば通話などの操作を音声で行うことができます
バックカメラのモニターとして使える
S2000のようにバックカメラの映像を映すモニターが無い車種でも、カメラの映像を映すことができます。個人的なイチオシポイントで非常に便利です。
❌ ディスプレイオーディオで出来ないこと
ここからは従来のナビに出来てディスプレイオーディオで出来ない事をご紹介します。
CD/DVD再生ができない機種が多い
ディスプレイオーディオはスマホとの連携がメインなので、CD・DVDプレーヤーが搭載されていない機種もあります。音楽はCDで聴く、車内でDVDをよく観るという方には不便かもしれません。
圏外地域ではナビアプリが使えない
スマホのナビで道案内をしてくれるDAはスマホの電波が届かない地域だとアプリを使用できず、道案内ができません。
ワンセグ・フルセグなどのTV視聴ができない
TVチューナーが内蔵されている機種が無いのでワンセグ・フルセグなどのTV視聴ができません。
※別売りのTVチューナーを購入して画面にHDMI出力すればTVの視聴も可能になります
⭕️ ディスプレイオーディオのメリット
価格が安い
機能がシンプルなのでその分価格が安いです。
選び方やおすすめ機種をまとめた記事を書いたのでこちらもご参考ください。
ナビアプリが無料で常に最新
従来のカーナビは地図ソフトの更新が必要で、更新に費用がかかる場合もありますが、ディスプレイオーディオはスマホのアプリを使用するので常に最新の状態でナビを使用できます。
スマホよりも大きな画面
スマホでナビアプリを表示するよりも大きな画面で表示してくれるので快適にナビを使えます。
Bluetooth機器の登録をしなくても使える
従来のカーナビであれば他人のスマホから音楽を鳴らしたい・ナビ音声を聴きたい時は接続機器の登録をする必要がありましたが、
AppleCarPlay・AndroidAutoは有線接続すればオーディオ機器自体にBluetooth接続機器の登録をしなくても、スマホ内の音楽再生やアプリの使用ができます。
ダッシュボード周りがスマートになる
ディスプレイオーディオ自体がシンプルな機能なので余計なボタンやボリューム調整ツマミなどが無く、車内のインテリアをすっきりとさせることができます。
またスマホホルダーを取り付ける必要が無いのでダッシュボード周りがスマートになります。
ダッシュボードにごちゃごちゃ物を置きたく無い人にはぜひお勧めしたいです。
バックカメラのモニターとして使える
元々バックカメラがない車にはバックカメラのモニターとして使うことができたり、純正でバックカメラがついている車種でもそのまま使ってディスプレイオーディオに出力することができます。
本体が小さく、奥行に余裕が無い車種でも使える
S2000はダッシュボードの奥行が無く、従来の2DINのナビの本体が入りませんでした。
しかしDAは本体が小さく軽いので綺麗に収めることができました。
他の旧車でもオーディオユニットを収める場所に余裕のない車にぴったりです。
❌ ディスプレイオーディオのデメリット
スマホナビに依存するのでナビ精度が悪い
基本はスマホのナビを画面に写しているだけなので、従来のカーナビに比べて精度が悪いです。
従来のカーナビは自車の車速信号を読み取り、地図ソフト上に表示するので電波が悪い地域でも機能しますが、スマホのナビアプリは電波が悪く通信ができないと自車の位置が分からなくなるので上手くナビが機能しません。
私が不便だと感じた例としては、首都高速道路等の地下で電波が悪い道でナビアプリがうまく機能せず降りる場所を間違えたこと等があります。
YouTubeなどの動画アプリは基本非対応(使いづらい)
AppleCarPlayやAndroidAutoは運転中の使用に最適化した仕様なので基本的に画面を注視させるようなコンテンツは使用できません。
Youtubeを観たい場合はスマホをDA(ディスプレイオーディオ)にHDMIで出力して映すしか無さそうです。同じ方法で別売りのTVチューナーを購入して繋げばTVをHDMIで映すこともできます。
ディスプレイオーディオをおすすめできる人・できない人の特徴
最後にディスプレイオーディオをおすすめできる人・できない人の特徴をまとめたいと思います。
- 普段スマホのナビアプリを使っている
- 音楽はスマホから再生している
- 車の中でTVを観ることが少ない
- オーディオユニットにかけるコストを抑えたい
- 旧車に乗っているが最新のナビを使いたい
- 車の運転を楽しみたい
- スマホのナビアプリを使わない
- 車内でCD・DVDを楽しむ
- 車内でTVをよく観る
- 多機能なナビを使いたい
- 運転よりもエンタメを楽しみたい
まとめ
いかがでしたでしょうか?
DAを実際に使用している私としてはぜひお勧めしたいユニットです。
しかし車内でDVDやTV・動画を楽しみたい方(特にお子さんのために車内で動画を流したい方など)には少し物足りないのかなという印象を受けました。
逆に車は運転を楽しむもの、という考えの方には安い、ナビが最新、スマホを充電しながら使える、とぴったりだと思います。
特にネオクラシックカーのお手軽レストモッド(レストア:修理+モディファイ:現代化)に最適です
以上、ディスプレイオーディオ徹底解説!できること・できないこと、メリット・デメリットを分かりやすくまとめました
という記事でした!ありがとうございました!