旧車の維持費はなぜ高い?旧車と軽の2台持ちのリアルな維持費を解説!
こんにちは!ほしおです。
旧車は維持費がかかるってよく言うけど実際どれくらいかかるのかよくわかりませんよね?
この記事では軽自動車と旧車のS2000の2台を所有している私が、実際にかかったリアルな費用を集計したので、そちらと共に解説していきます!
所有しているだけでかかる費用がどれくらいなのか、参考にしていただければ幸いです!
実際にかかっている費用
軽自動車(HONDA N-ONE)
維持費はかなり安い、ガソリンや高速代が費用の大半を占める
下の表がN-ONE(軽自動車)の直近2年間でかかった費用を集計したものです。
自動車税、車検費用、任意保険料などとにかく安いです。また大きな故障やトラブルが無く走ってくれているので修理費用も今の所発生していません。車移動が必須の地域に住んでいること、遠出をすることが多いためガソリン代や高速代が嵩みますが、普段買い物くらいにしか利用しないと言う方はさらに維持費が安く済むと思います。
項目 | 1ヶ月分 | 2年分 |
自動車税 | ¥600 | ¥14,400 |
車検費用 | ¥2,005 | ¥48,130 |
Egオイル交換費 | ¥1,159 | ¥27,816 |
任意保険料 | ¥3,710 | ¥89,040 |
修理費用 | ¥0 | ¥0 |
駐車場代 | ¥4,400 | ¥105,600 |
ガソリン代 | ¥7,697 | ¥184,735 |
有料道路使用料 | ¥14,088 | ¥338,102 |
合計 | ¥32,619 | ¥807,823 |
コスパの良い車を選ぶ方法をまとめた記事もあるのでよければご覧ください。
旧車(S2000)
自動車税・任意保険料など持っているだけでかかる費用が高い
続いて旧車であるS2000の維持にかかった費用がこちらです。
自動車税・任意保険料が軽自動車に比べて高額であることがわかります。
20年以上前の車なので各部リフレッシュのための修理費用もかかっています。
詳しくは後述しますが、年間走行距離が少ないにも関わらず、走行距離が多い軽に迫る勢いで維持費がかかっています。
項目 | 1ヶ月換算 | 2年分 |
自動車税 | ¥3,783 | ¥90,800 |
車検費用 | ¥4,171 | ¥100,110 |
Egオイル交換費 | ¥1,219 | ¥29,248 |
任意保険料 | ¥8,035 | ¥192,840 |
修理費用 | ¥3,292 | ¥79,000 |
駐車場代 | ¥4,400 | ¥105,600 |
ガソリン代 | ¥3,299 | ¥79,172 |
有料道路使用料 | ¥1,565 | ¥37,567 |
合計 | ¥29764 | ¥714,337 |
車・使用状況の詳細
軽自動車:N-ONE
- 平成24年式 走行距離:約82,000km(2023.4.1時点)
- 排気量:658cc,64ps(ターボ車)
- 年間走行距離:12,000km以上
- 燃費:約15〜17km/L
- Egオイル交換頻度:4,000km毎
- 2020年に中古で購入
- 車両保険加入
- 駐車場代は¥4,400/月
(1人一台が当たり前の地方在住なので安め)
旧車:S2000
- 平成11年式 走行距離:約112,000km(2023.4.1時点)
- 排気量:1997cc,250ps(NA)
- 年間走行距離:5,000km以下
- 燃費:約9km/L
- Egオイル交換頻度:半年に一回
- 2018年に中古で購入
- 車両保険加入
- 駐車場代は¥4,400/月
旧車の維持費が高い理由
自動車税・任意保険料・修理費用が割高
N-ONEとS2000の維持費を比較した表がこちらです。
表の色塗り部分が旧車であるS2000の方が割高な費用です。
S2000は週一回のドライブにしか使わないので、ガソリン代と高速代はあまりかかっていません。
自動車税、任意保険料、修理費用が軽と比べて割高となっています。
項目 | N-ONE | S2000 |
自動車税 | ¥14,400 | ¥90,800 |
車検費用 | ¥48,130 | ¥100,110 |
Egオイル交換費 | ¥27,816 | ¥29,248 |
任意保険料 | ¥89,040 | ¥192,840 |
修理費用 | ¥0 | ¥79,000 |
駐車場代 | ¥105,600 | ¥105,600 |
ガソリン代 | ¥184,735 | ¥79,172 |
高速代 | ¥338,102 | ¥37,567 |
合計 | ¥807,823 | ¥714,337 |
各費用の詳細
自動車税
自動車税とは車を所有している人が毎年払う必要がある税金です。
”自動車税と軽自動車の種別割(それぞれ都道府県税・市町村税)は、4月1日時点の自動車等の所有者に対して、毎年課されます。”
排気量の大きさによって税率が変わってきます。
電気自動車やハイブリッド車など環境負荷の低い車については減税措置がありますが、
初年度登録から13年(ディーゼル車は11年)が経過すると、重課されます。
TESLAのような高級電気自動車を買う高所得者には税を軽減し、ガソリン車の旧車ユーザーに重い税負担を強いる謎の仕組みです(なんとかしてくれ…)
引用元:自動車税(種別割-大阪)https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/775/00008270/01.pdf
任意保険料
私の場合任意保険に車両保険をつけているので高額になっていますが、
RX-7,スープラ,GT-R,スカイライン,シルビア,シビック,s2000,ランエボ,インプなど
いわゆる国産スポーツカーと言われる車種は運転者の事故率が高いので、車両保険に加入しようと思うと高額になります。
(頭文字Dで活躍する車種は大体車両保険が高いと思った方がいいです)
(知り合いは19歳でmazda RX-7 FD3Sを購入して保険料だけで月3万円支払っていました…)
私のS2000も車両保険が高額な車種なので、任意保険料が割高です。
修理費用
私の所有するS2000は1999年式の最初期モデルなので、車齢で言うと20歳以上になります。
当然各部にガタがきたり、劣化や損傷を直していくと修理費用もかかります。
更に古い車の補修部品の値段は年々上がっていきます。
(部品の供給が無くなり、修理ができずお別れすると言うパターンも多いです…)
これが旧車の維持費が高いと言われる理由の一つだと思います。
直近で修理した¥79,000の内訳がこちらです
- クラッチマスターシリンダー交換
(ディーラーに依頼、工賃込) ¥29,000 - ミッションマウント交換
(DIY作業、部品代のみ) ¥3,390 - エンジンマウント交換
(DIY作業、部品代のみ) ¥23,800 - ラックエンド交換
(DIY作業、部品代のみ) ¥12,780 - タイロッド交換
(DIY作業、部品代のみ) ¥7,160 - その他
(ボルトナット・送料等) ¥2,870
S2000歴5年以上の筆者が長く乗るために行ってきたカスタムをまとめた記事もよければ参考にしてください。
まとめ
旧車を維持するにはお金がかかる、が頑張り次第で節約できる
軽自動車との旧車の維持費を比較しながら、旧車の維持費が高い理由について解説してきました。
コスパは最悪なのですが、それを背負ってでもあまりある魅力があるのが国産スポーツカーです。
どうしてもかかるお金はありますが、「工賃」のように自分でできることが増えれば節約できるものもあります。
(タイヤ交換に一回5,500円とか払っていたら破産してしまいますよね…)
このブログではみなさんのお役に立てるような情報を発信していきます。
以上、旧車の維持費はなぜ高い?旧車と軽の2台持ちのリアルな維持費を解説!と言う記事でした。ありがとうございました!