ポン付けパワーUP”サブコン”がカスタム初心者にこそオススメな理由3選&おすすめサブコンメーカー
こんにちは!ほしおです。
追い越しや合流の時にもう少しパワーがあればな、予算の都合で諦めたけどもう少しパワーのある車に乗りたいな、そう思ったことはありませんか?
もしあなたがガソリンターボ車、ディーゼル車に乗っているならその悩みは「サブコン」というパーツを取り付けるだけで解決できます。
私も実際に自分の車に取り付けていますが、パワーが増えてかなり運転がしやすくなりました。
今回は下記の内容をご紹介します。
- 「サブコン」について理解できる
- 「サブコン」「フルコン」の違いがわかる
- 「サブコン」がカスタム初心者におすすめな3つの理由がわかる
- おすすめサブコンメーカーがわかる
- 自分の車のパワーに不満を感じている
- もう少しパワーのある車に乗りたい
- ガソリンターボ車、ディーゼル車、電気自動車に乗っている
- カスタムに興味があるけど何からすればいいかわからない
サブコンとは?
サブコンとは、車のエンジンをチューニングする際に使われるパーツです。
ガソリンターボ車やディーゼルターボ車に取り付けてブースト圧や燃料圧力を変化させ、エンジンが持つ本来のパワーを引き出すことができる電装部品です。取り外せば元の状態に戻すこともできます。
サブコンとは、サブコンピューターの略称になり、メインECU(エンジン・コントロール・ユニット)の制御を活かしたまま、その名の通りサブで各種信号を補正するコンピューターになります。
サブコンとフルコンの違い
エンジンのECU(Engine Computer Unit)チューニングには「フルコン」と「サブコン」があります。
フルコンはタービンを交換したり、エンジンに手を入れて純正ECUでは制御しきれなくなった車を制御する、「フルコンピューターシステム」です。
対してサブコンは「サブコンピューター」、大元の制御は純正ECUで、一部のパワーに関する信号に補正をかけてパワーやトルクをあげたりするパーツです。細かい制御はできませんが、フルコンよりも安価で導入でき、パーツを外せば元に戻せるので、初心者にオススメのチューニングパーツです。
種類 | 現車セッティング | 細かい制御 | 費用 |
---|---|---|---|
サブコン | 不要 | できない | 安価 |
フルコン | 必要 | できる | 高価 |
なぜサブコンでパワーアップする?
サブコンをつけるとパワーが上がる原理についてはRaceChip社のHPから引用させてもらいます。
要約するとターボ車のブースト圧を補正、ディーゼル車は燃料圧力を変化させることでパワーを上げるということのようです。
車両により異なる事がありますが、一般的なガソリンターボ車の場合には、ブーストセンサーとインテークマニホールドセンサーのコネクターに割り込ませることで、ブースト圧をアップします。車両によっては、エアフローセンサーにも割り込ませる場合があります。ディーゼル車の場合にはコモンレールデリバリーパイプに割り込ませることで、燃料圧力を変化させることで、パワーアップを行います。車両によりブーストセンサーにも割り込ませるコネクターを装備している場合もあります。
パワーを上げて壊れないの?
メーカーHPによると、各自動車メーカーはエンジンパワーに対して安全マージンをとっており、そのマージンを少しだけ減らすことでエンジンが持つパワーを発揮させるということのようです。
私もサブコンを自分の車につけて3年間使用していますが、定期的なEgオイル交換(3,000~4,000km毎)を行っているだけですが特にトラブルは起きていません。
Q:なぜ、メーカーはそれだけのパワーを最初から出さないのでしょうか?また、エンジンの耐久性は落ちるのしょうか?
A:自動車メーカーはその車の使用される気候や条件に合わせた開発を行っている訳ではありません。燃料の品質なども違う条件でも世界中で使用できる車輌開発を行っています。そのため、エンジンについては安全マージンを必要以上に取っています。そのマージン部分を少しだけ減らすことでエンジンの耐久性を落とすことなく、安全性・信頼性・耐久性重視 をしたデータプログラムをご提供致しております。
とは言え、メンテナンスをしっかり行いませんと本来の性能が発揮出来ないばかりか、トラブルの原因となる可能性もございますので、オイル類・スパークプラグ・センサー類・クーラント・ホース類などには特にご注意ください。
サブコンを取り付けられる車
サブコンは、ガソリンターボ車、ディーゼル車に取り付けることができます。
最近はBEV(電気自動車)にも対応しているメーカーもあるとのことです。
カスタム初心者にサブコンをおすすめする理由
エンジンのパワーを上げるパーツって上級者向けじゃないの?って思う方もいるかもしれませんが、
私が初心者にサブコンをお勧めする理由が3つあります。
- ノーマル車両に取り付けることを前提に開発されている
- 取付・取り外しが他のパーツより簡単なのに効果が高い
- ディーラーへの入庫時に取り外しができる、取り付けたままでも車検に通る
車高調、マフラーなどのカスタムパーツは取り付けた後中々元に戻すことはできません。
しかしこのサブコンはカプラーに差し込んで本体を固定するだけなので、手軽です。ディーラーへ入庫する際は機能を殺すことができる機種もあるので、入庫する際もスムーズです。
お手軽にパワーアップを実感できるかなりコスパの高いパーツです。一番最初につけるカスタムパーツとして最適だと思います。
おすすめサブコンメーカー2選
ここからは具体的におすすめのメーカーをご紹介します。
RaceChip
ドイツが本社のメーカーで、VW,Audiなどのサブコンを主に販売していますが、国産車にも対応しています。個人的には欧州ターボ車、ガソリンターボ車ならRaceChipというイメージです。
モデル展開が多く、予算に合わせて選べるのが特徴です。
さらに電気自動車にも設定されています。
Bluetooth接続モデルであればスマホアプリから設定を変更することができますが、必要ない方はその機能がついていないモデルを選ぶことができたりとユーザーの好みと予算に合わせてモデルを選ぶことができます。
モデル | パワー | トルク | Bluetooth接続モデル |
---|---|---|---|
RaceChip S | MAX+20% | MAX+20% | 無し |
RaceChip RS/connect | MAX+25% | MAX+25% | 設定あり(connect) |
RaceChip GTS/GTS Black | MAX+30% | MAX+30% | 設定あり(connect) |
私が使用しているのもこちらのメーカーのサブコンです。
日本の代理店はT.M.WORKSさんというショップの方なので、気になる方は一度問い合わせて見てください。
下記HPから車種の適合検索ができます。
実際にN-ONEに使った感想を記事にまとめたので、よければご覧ください。
TDI Tuning
イギリスが本社のメーカーで、ディーゼルエンジン車のチューニングが得意なメーカーとのことです。
1車種に対して1モデルの展開です。ディーゼルエンジン車の方はこちらのメーカーが良いと思います。ガソリンターボ車の方はスペックや予算に応じて選んでみてください。
モデル | パワー | トルク | Bluetooth接続 |
---|---|---|---|
ディーゼル車 | MAX+40% | MAX+40% | オプション+¥11,000 |
ガソリンターボ車 | MAX+30% | MAX+30% | オプション+¥11,000 |
こちらのHPから適合車種の検索ができます。
まとめ
昔は1馬力上げるのに1万円と言われていましたが、サブコンをつければ簡単にパワーが上がります。コスパは最強です。
高速道路や街中で同じ車種と並んで走った時にサブコンをつけている自分の車の加速の良さに驚くと思います。
予算の都合でワンランク下の車にしたけどという人、もう少しパワーがあればという人にはカスタムの第一歩としてすごくおすすめなので、ぜひ試してみてください。
以上、コスパ抜群!車のパワーを簡単に上げるコスパ最強パーツという記事でした!