【保存版】サブコン”RaceChip”を実際に3年以上使った感想・メリットとデメリットをまとめました
こんにちは!ほしおです。
サブコンってパワー上がるらしいけど実際どうなの?車壊れないの?メンテとか必要なの?と思う方に向けて、
実際に自分の車(HONDA N-ONE JG1)に取り付けて3年以上使っている筆者がRacechipのリアルな使い心地をレビュー&感じたメリット・デメリットをまとめました。
- おすすめのサブコンを知りたい
- サブコンのリアルな使い心地を知りたい
- 車のパワーに不満がある
- おすすめサブコンがわかる
- サブコン取り付け車両のリアルなメリットとデメリットがわかる
- サブコンを付けた上での注意事項がわかる
- 取り付け簡単、体感できるレベルで馬力が上がる
- アクセルを踏む量が減る→燃費も上がる
- 特別なメンテはしていない、が大きな不具合はない
- 買って良かったパーツNo.1
これらについては下で詳しく解説していきます。
サブコンとは?
サブコンとは、車のエンジンをチューニングする際に使われるパーツです。
ガソリンターボ車やディーゼルターボ車に取り付けてブースト圧や燃料圧力を変化させ、エンジンが持つ本来のパワーを引き出すことができる電装部品です。取り外せば元の状態に戻すこともできます。
サブコンとは、サブコンピューターの略称になり、メインECU(エンジン・コントロール・ユニット)の制御を活かしたまま、その名の通りサブで各種信号を補正するコンピューターになります。
サブコンについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでよければ読んでみてください。
RaceChipとは?
RACECHIPとは、ドイツのパーツメーカーRaceChip社が開発したチューニングパーツです。車種毎エンジニアが開発を行っており、その開発データが入ったサブコンとして販売されています。
VWやAudiなどガソリンターボ車のサブコン開発が得意で、国産車についても設定がされています。
他のメーカーでもサブコンを販売していますが、購入してからPC経由でデータをダウンロードする必要があるなど面倒な製品が多い中、RaceChipは車種専用データが入った状態で販売されているので、届いてすぐに使うことができます。
他のメーカーは1車種に1モデルのですが、RaceChipはモデルが数種類あり、予算や欲しいパワーに応じて選べます。
上位モデルには”connect”という機能があり、Bluetooth接続を使って専用アプリから調整できます。
モデル | パワー | トルク | Bluetooth接続 |
---|---|---|---|
RaceChip S | MAX+20% | MAX+20% | 無し |
RaceChip RS/connect | MAX+25% | MAX+25% | 設定あり(connect) |
RaceChip GTS/GTS Black | MAX+30% | MAX+30% | 設定あり(connect) |
3年間使った感想とメリット・デメリット
私は足車のN-ONE(ターボ車)を中古で購入して以来ずっとこのRaceChipを愛用しています。
3年間実際に使った感想と感じたメリット、デメリットを説明していきます。
結論、私は一番安いモデルを選びましたが本当に買って良かった、満足度がかなり高いです。
詳細&メリットとデメリット
取り付けた製品の詳細
N-ONEには設定が2種類あったのですが、私は安価な方のRaceChip Sを取り付けました。
馬力のアップ量と値段のコスパの良さでSにしましたが、十分パワーアップを体感できました。
スペックとしては馬力→+12.5%、トルク→+18.3%のアップとなります。
取り付けた感想
特に体感できるのが発進時で、出だしが軽くなって運転がしやすくなった印象を受けました。
アクセルを踏み込んだ時にターボが多くかかっている感じで、少し踏み込むだけでグイッと加速してくれるようで、アクセルを踏んだり緩めたりする量が減って運転が快適になりました。
また軽なので高速道路の追い越し・合流のパワー不足を感じていたのですが、取り付け後はコンパクトカー位の加速をしてくれるようになったのでかなり快適になりました。
後述しますが、同じように運転していると燃費が良くなりました。
3年間使って感じたメリット
❶ 「外せば元に戻せる、ディーラーに入庫できる」
”エマージェンシーコネクター”という部品が付属しており、このコネクタを本体の代わりに差し込むと本体の機能が無効化されます。
私はディーラーへ入庫する際は事前にコネクタを挿して本体を取り外しているので問題なく入庫させてもらっています。
(自動車ディーラーによっては対応が異なるかもしれません)
ECU書き換えをしてしまうと車を手放す際のリセールに影響したり、ディーラーへの入庫を断られたりするので、この点は大きなメリットです。
❷ 「コスパよく手軽にパワーアップできる」
到着したサブコンを取り付けるだけなので手軽です。N-ONEの場合はエンジンルームに両面テープで取り付けてコネクタを差し込むだけなので、非常にお手軽感がありました。さらにN-ONE用の場合、3万円程度で8馬力パワーアップできるのでコスパが抜群です。
❸ 「メルカリ・ヤフオクなどで売れるのでリセールが期待できる」
Racechipは東京オートサロンなどにもブース出展しており、知る人ぞ知るメーカーなのでメルカリ・ヤフオクでも取引されています。なので人気の車種であればリセールバリューも期待できます。
❹ 「燃費が上がる」
少し踏むだけでスピードが出るので、同じ運転の仕方をするとアクセルの開閉量が減り燃費が改善しました。こちらについては以下の記事で検証してみました。
3年間使って感じたデメリット
❶ 「ハイオクガソリン推奨であること」
私のN-ONEは元々レギュラーガソリン仕様ですが、メーカーHPに記載があるようにRacechip装着車はハイオクを推奨されています。これが一番大きなデメリットですね…
❷ 「車両のコンディションに気を遣う必要がある」
エンジンに対して純正状態よりも大きな負荷をかけているので、車両のコンディションに気を使う必要があります。悪くなったプラグの交換や定期的なEgオイルの交換など当たり前の整備をきちんと行う必要があります。
1万km以上エンジンオイルを交換しない、車検の時はとりあえず通ればいいので部品の交換は最低限しかしない、という方にはリスクが高いのでおすすめしません。
(今のところ定期的なエンジンオイルの交換を行なっているだけで特別なメンテナンス無しで使えています)
❸ 「稀にエンジンチェックランプが点灯する」
ECOモード+クルーズコントロールを使用中、急加速が必要になった場面でチェックランプが点灯することが何度かありました。エラーコードがブースト圧不足のエラーだったのでおそらく無関係ではないと思います。
❸ 「ガソリンターボ車・ディーゼルターボ車しか使えない」
部品の特性上NA(自然吸気車)、HV(ハイブリッド車)などには使えません。これは残念なポイントです。
まとめ
メリット>デメリットを上回る、カスタムの最初に付けたいパーツ。
これまで使ってきた感想やメリット・デメリットをまとめてきましたが、私は本当に買ってよかったと感じました。
車に疎い地元の友人も「軽なのに力強いね」と言っていたので、多くの人がパワーを体感できると思います。
ハイオクガソリンに対して抵抗がなければぜひおすすめしたいです。ぜひRaceChipを取り付けて愛車の秘められたパワーを解放してあげてください。
こちらのHPから適合確認ができるので、ご自分の車に使えるかどうか確認してみてください。
以上、おすすめサブコンRaceChipを3年使った感想・メリットとデメリットという記事でした!